訪問診療

訪問診療よくある質問

訪問診療は誰でもお願いできますか?

保険診療上は「寝たきりまたはこれに準ずる状態で通院困難な者」が訪問診療の対象とされています。また、対象者がこれに該当するか どうかは主治医の判断によります。一般的には、次のような方が対象となります。

訪問診療をお願いする場合はどのようにすれば良いですか?

病院に入院中の方は、相談室、または連携室の退院支援看護師にご相談ください。ご自宅でお困りの方は、介護保険を利用していればケアマネジャーさんか、地域包括支援センター職員にご相談ください。かかりつけ の先生からご紹介いただいても結構です。当院がかかりつけ医の方は、通院困難となった場合そのまま在宅への移行も可能です。 お困りの際は直接当院へご相談下さい。

往診と訪問診療はどう違うのですか?

<往  診>
病状などが変化した時に、患者さんやご家族の求めに応じて予定外に居宅に出向いて診療することを指します。熱が出た、嘔吐した、痛みが強いなどの理由で予定外に対応が必要な場合に実施します。
<訪問診療>
患者さんの同意を得て計画的に居宅に出向いて診療するものです。

いつでも先生は往診してくれるのでしょうか?

24時間365日の対応が原則です。往診が必要となるような状態の場合、最初は訪問看護ステーションにご相談ください。訪問看護師が 状況を把握したうえで、必要であれば在宅主治医に往診依頼をします。

在宅での看取りは可能でしょうか?

ご本人・ご家族にその意思があれば、在宅での看取りが可能です。残された時間を生活の場でその人らしく過ごせるように支援をいたし ます。積極的に治す医療を選択されない状況でも、痛みなどのつらい症状を緩和することが可能です。ご本人・ご家族と十分な意見交換 を行い、最期まで生活を支えます。

介護施設に入所中ですが、訪問診療を受けられますか?

介護施設でも当院の訪問診療は受けられます。ただし、老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)、ショートステイ、デイサ ービスは基本的に訪問診療の対象にはなりません。